話し方で成功する人と失敗する人の習慣 松橋良紀
過去に読んだ本の復習です。
「お前はせっかく優秀なのに話し方で損している」と友人からアドバイスをもらったのがきっかけです。気になった点をいくつか羅列します。
相手によって伝え方を変える
ヒトは五感を使って情報を取り入れるが、人によって優先して使う感覚が違うとの事。
-
視覚優先タイプ ⇒携帯はデザインで選ぶ
-
聴覚優先タイプ ⇒音質で選ぶ
-
身体感覚優先タイプ ⇒手にした時の感覚
-
理論優先タイプ ⇒多機能なもの
といった4つに大まかに分けられ、それを加味した伝え方にするほうが効果的との事。例えば、視覚優先タイプの人を説得する時には「皆の笑顔が見られるようになりますよ」とか、「世間からこんな風にみられるようになりますよ」といった風に。
言い訳の仕方
成功する人 ⇒「会社の為」に言い訳をする 例)「会社に迷惑をかけると思い」
失敗する人 ⇒自分のために言い訳をする 例)「できません」「忙しくて」
質問の仕方
成功する人⇒問題解決型の質問をする 例)どうやったらうまくいく?売れる?
失敗する人⇒原因追及型の質問をする 例)何故そうなった?なぜ売れない?
セルフイメージの仕方
成功する人⇒なりたいことをイメージする 例)健康になりたい
失敗する人⇒なりたくないことをイメージする 例)病気・事故になりたくない
まとめ
内容としては手法の羅列が中心でした。
しかし私は伝える能力が欠けていたので非常に参考になりました。
やはり無知は怖いですね。
真面目に真剣に取り組んでるつもりが、その熱意が伝える力が不足しているあまり逆効果として相手に伝わっている事がありますからね。
そんなので部下に去られるのはむなしいです。
そんな問題点に気付けたので買ってよかったです。
世の中にはビジネス本が溢れていますが、サクサク読めるので一読してみてもいいのではないでしょうか。
人と関わらないで生きている人は基本的にはいないですし。
特に講演やスピーチ、プレゼン、部下や上司とのコミュニケーションなどで生かしてみようと思います。
以上です。
話し方で「成功する人」と「失敗する人」の習慣 (アスカビジネス)
- 作者: 松橋 良紀
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2015/05/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る