社会人7年目による、生活録。小売、販売、読書、酒、文房具、ファッション、失敗談など

平凡なサラリーマンが何を考え、どういう悩みを経て、どういう行動を起こしていくのかをつづります。人生の意味が分からない人。生きづらさを感じている人。自分が何が好きかわからない人。そんな人に、同じような考えの人は世の中にいますよと伝えたい。(記事内容はあくまで個人の見解です)

ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

「ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階」読みました。

後半はほとんど付録なので2より読みやすいですね。

でも2から呼んだほうがいいと思いました。

そして2の内容は付録でも一部あるので、何度か読み返す用として持っておいてもいい書なのかもしれません。

 

ポイントは、

衰退には5段階ある

 

第一段階 成功から生まれる傲慢

第二段階 規律なき拡大路線

第三段階 リスクと問題の否認

第四段階 一発逆転策の追及

第五段階 屈服と凡庸な企業への転落か消滅

「ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階」

 

 

とある。

 

ここでおもしろいのが、第四段階まで落ちたとしても自力で復活できる可能性が残されているということ。

もし第五まで落ちた場合はそこに復活の希望はない。

 

仕事に生かせそうだと思った点

約束は控え目にする

約束は控え目にし、それを超える業績を達成する方法を常に取るべき。拡大に次ぐ拡大を軽率に約束するのは期待を高めすぎる事になり失敗する。「ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階」

 

⇒企業経営と個人の業務能力向上は、もしかしたら努力の方向が違うかもしれません 

 が、個人的には過去の失敗が当てはまる気がしました。

高リスクの賭けを決断する際の最終判断基準3つ

①良い結果になった時になにが得られるのか

②極めて悪い結果になった時に、どのような打撃を受けるのか

③その打撃に耐えられるのか。確かに耐えられるのか。

「ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階」

 

 

⇒個人にもそのまま当てはまりますよね。リスクヘッジの基本的な考え方。

 

人が間違いを犯すとき

目的の高潔さを、自分たちの行動の正しさや賢明さと混同し始めた時。

つまり、「我々は高潔な目的を追及する正義の人間であり、したがって我々の判断は正しく賢明である」と考えるようになった時に恐らくは間違った方向に進みやすくなるのだ。「ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階」

 

 

⇒これもまさしく当てはまる。一般的にはこれを傲慢と呼ぶのでしょう。

 

まとめ

 

経営者を目指している人はもちろん。

ビジネスに関わる人は読んでおいて損はない良書だと思います。

さすが、現代のドラッカー

ただ、本が苦手な人はおすすめしません。2よりは読みやすいです。

 

 

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

 
ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階